飲食店開業 必要な資格と許可
飲食店の独立開業を開くにあたって必要な資格と許可が知りたい方はいらっしゃると思います。そんな方向けにこのサイトでまとめてみました。
飲食店開業に必要な資格
飲食店開業に必要な手続きを行う場所
食品衛生責任者と防火管理者の資格を持っていないと手続き出来ない許可があるので先に2つの資格を取ってから許可をもらいにいきましょう。
また、調理師免許が必要と誤解をされますが飲食店開業において調理師免許は必要ありません。
食品衛生責任者の取り方
食品衛生責任者の資格は1日講習を受ければ取る事ができます。
講習の申込方法は各自治体のHPから申込書をダウンロードして郵送の場合が多いです。
都心部は基本的に講習の日程が埋まっている事が多いので、開業を決意した時から時間がある時に受けるようにしましょう。
費用は1万円程で取れます。
防火管理者の取り方
防火管理者の資格も講習を受ければ取る事ができます。
防火管理者は、甲種と乙種の2種類がありますが、乙種は物件がとても限定されてしまう為、必ず甲種を受けるようにしましょう。
講習の申し込み方法は各自治体の消防庁のHPから申込書をダウンロードするか最寄りの消防署に行って防火管理者の講習を受ける旨を伝えれば申し込みできます。
こちらも日程が埋まっている事がありますので、早めに取るようにしましょう。
費用は約8000円です。
飲食店開業に必要な手続き
手続きは開業の1ヶ月前から行いはじめるとスムーズです。
必要な手続きと場所は以下の通りです。
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保健所→食品営業許可 店舗完成10日〜14日ほど前に申請
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税務署→個人事業開業届 開業してから1ヶ月以内に届ける
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消防署→防火管理者選任届 店舗完成10日〜14日ほど前に申請
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警察署→深夜における酒類提供飲食営業開始届出書 営業開始10日前までに申請
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ハローワーク→労災、雇用、社会保険加入手続き 雇用した翌日から10日以内に申請
細かい申請方法はそれぞれの場所に行って飲食店を開業する旨を伝えればこころよく対応してくれます。
また、個人事業の場合、社会保険は任意ですが労災保険と雇用保険はパートでも従業員を雇用した時は必ず加入しましょう。
保健所と消防署の許可は店舗完成後、視察がありますので物件が決まって内装工事をしている時に届出を出しましょう。
まとめ
飲食店開業に必要な資格
飲食店開業に必要な手続き
保健所、税務署、消防署、警察署、ハローワーク
正直とりあえず、それぞれの場所に行けばなんとかなります。
飲食店開業には色々必要なことも多いですが一つ一つ終わらせていけばそんなに難しい事はありませんので頑張って独立の夢を叶えましょう。